慣用表現: Some Odd
IPA表記: /sʌm ɑːd/
読み表記: サム・オッド / sum-AHD
意味:
きりの良い基準となる数値に対して、不特定の端数や余剰が上乗せされている状態を表すこと。
一般的な訳語:
〜余り、〜数、〜と端数(報道・司法分野では「〜名余り」「〜件強」)。
詳細:
基準値の前後に均等な幅を持たせて「前後・約」を意味するOr Soに対し、Some Oddは古英語や古ノルド語の「余り・端数(odd)」に由来し、提示された基数(20や50など)を上回る「正の余剰分」がくっついている状態を意味します。Or Soが「20人前後(18人〜22人程度)」のように上下双方への誤差を含むのに対し、Twenty Some Oddは「20人と、正確には把握しきれない端数(21〜29人程度)」を指し、基数に達していることは確定した上で端数を概算処理するメカニズムを持ちます。事件の死傷者数や経過年数などを報告する際、単なる大まかな推測(Or So)ではなく「確実にその大台を超えており、余剰の端数が存在する」という事実の重みを示す文脈において、Or SoではなくSome Oddが的確な情報伝達機能を発揮します。
ネイティブな組み合わせ:
- Twenty Some Odd (20余りの、20数個の)
"The prosecutor presented evidence implicating twenty some odd suspects in the cross-border fraud scheme."
検察側は、その越境詐欺計画に関与した20数名に及ぶ容疑者を告発する証拠を提示した。
- Fifty Some Odd Years (50余年、50数年)
"The family business has dominated the domestic logistics market for fifty some odd years."
その同族企業は、50余年もの長きにわたり国内の物流市場を支配してきた。
- Hundred Some Odd Miles (100数マイル、100余りマイル)
"Emergency personnel traveled a hundred some odd miles through severe weather to reach the disaster site."
救助部隊は被災地に到達するため、悪天候の中を100数マイル移動した。
動画から切り取った生の文:
"(1:50) He will be through firing squad. He killed 13, 14 people, badly wounded 20 some odd people, and he's totally nuts."
彼はいずれ銃殺隊によって処刑されるだろう。彼は13、14人を殺害し、20数人もの人々に重傷を負わせた。完全に狂っている。
"(1:57) badly wounded 20 some odd people, and he's totally nuts. So, I really don't care how he goes as long as he goes."
20余りもの人々に重傷を負わせた男であり、完全に常軌を逸している。だから、彼が消え去る限り、どのような方法で死のうと知ったことではない。
例文内の重要語句:
- Prosecutor: 検察官、検察側
- Implicate: (犯罪などへの)関与を示す、告発する
- Cross-border fraud scheme: 越境詐欺計画
- Logistics market: 物流市場
- Emergency personnel: 緊急救助隊員、救助要員
- Disaster site: 被災地、災害現場
- Firing squad: 銃殺隊
- Badly wounded: 重傷を負った
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