[名詞]: Thrust
不可算名詞
IPA表記: /θrʌst/
読み表記: スラスト / thruhst
意味:
エンジンや噴出物によって生み出される、物体を特定の方向へ押し進めるための強力な反作用の力。
一般的な訳語:
推力(航空宇宙・機械工学)、押し、要点(議論などの核心)。
詳細:
航空工学においてThrustは、ニュートンの第3法則(作用・反作用)に基づき、エンジンが空気を後方に排出することで得られる前進力を指します。混同されやすいPropulsion(推進)は「物体を動かす仕組みやシステム全体」を包括する言葉ですが、Thrustはそこから発生する「力の大きさ(ベクトル)」そのものを指すという技術的な違いがあります。また、一般的な会話では「ぐいっと押す」という物理的動作や、議論の「骨子・核心」を指す際にも使われる、力強さを伴う言葉です。
ネイティブな組み合わせ:
- Generate Thrust (推力を生み出す)
"The jet's twin engines generate enough Thrust to reach supersonic speeds without afterburners."
そのジェット機の双発エンジンは、アフターバーナーなしで超音速に達するのに十分な推力を生み出す。
- Thrust-To-Weight Ratio (推力重量比)
"A high Thrust-To-Weight Ratio allows the fighter jet to accelerate vertically."
高い推力重量比により、その戦闘機は垂直方向に加速することができる。
- Maximum Thrust (最大推力)
"The pilot engaged Maximum Thrust to escape the enemy's radar lock."
パイロットは敵のレーダーロックから逃れるため、最大推力をかけた。
動画から切り取った生の文:
"(1:55) These engines allow the F-22 to maintain supercruise, a term used to describe the ability to fly supersonic without using afterburner. Each engine produces 35,000 pounds of Thrust."
これらのエンジンによりF-22は、アフターバーナーを使用せずに超音速で飛行する能力を指す「スーパークルーズ」を維持できます。各エンジンは35,000ポンドの推力を発生させます。
"(2:07) The pilot also has the ability to control the direction of the Thrust, up and down, by roughly 20 degrees, in what's called Thrust Vectoring."
パイロットはまた、推力の方向を上下に約20度制御することができ、これは推力偏向(スラスト・ベクタリング)と呼ばれます。
"(7:21) We've got two Pratt & Whitney F-119 engines capable of producing 35,000 pounds of Thrust apiece. So that's 70,000 pounds of Thrust."
35,000ポンドの推力をそれぞれ発生可能なプラット・アンド・ホイットニー製F-119エンジンを2基搭載しています。つまり、合計で70,000ポンドの推力となります。
例文内の重要語句:
- Afterburner: アフターバーナー(エンジンの排気に燃料を吹きかけ再燃焼させることで、爆発的な推力を得る装置)
- Supercruise: スーパークルーズ(燃料消費の激しいアフターバーナーを使用せずに、音速を超えた状態で巡航を維持する能力)
- Apiece: 各々、1つにつき(ここでは2基あるエンジンの「1基あたり」の推力を示すために使用)
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