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2026年4月28日火曜日

娘が欲しいと願うのは罪なのか?『Pragmata』をめぐる海外の異常なバッシングと、日本のゲーム文化への偏見

SFゲーム『Pragmata』が呼び覚ました男性ゲーマーたちの「父性」

SFゲーム『Pragmata』が呼び覚ました男性ゲーマーたちの「父性」

「女性には出産に適した年齢のリミットがあり、30代になると突如として子供が欲しくなる『ベビーフィーバー』が訪れる」——これはネット上のみならず、一般的な社会通念としても広く語られてきた事実です。しかし、男性についてはどうでしょうか?男性には女性と同じような「生物学的時計(バイオロジカル・クロック)」は存在しないのでしょうか?ある日突然、強烈に子供が欲しくなるような瞬間は訪れないのでしょうか。

普段は公に語られることの少ない「男性の子供に対する渇望」ですが、日本の大手ゲームメーカーであるカプコンが発表した新作SFアクションゲーム『Pragmata(プラグマタ)』の登場によって、図らずもそのパンドラの箱が開かれることになりました。

『Pragmata』は、見捨てられた月面基地を舞台に、主人公である宇宙飛行士のヒュー・ウィリアムズと、ダイアナと呼ばれる少女型のアンドロイドが協力して生き残りを図る物語です。過酷な環境下で謎を解き明かし、敵と戦いながら、二人の間には強い感情的な絆が生まれていきます。まだ発売前の段階でありながら、プロモーション映像の中で描かれた「屈強な成人男性が、純真無垢な小さな少女を守り抜く」という描写は、世界中の男性ゲーマーたちの心の奥底に眠っていた「何か」を強烈に揺さぶりました。それは他でもない、「結婚して子供を持ちたい」「父親になりたい」という根源的な欲求だったのです。

配信者や当事者の声「ただ純粋に守りたい」——普遍的な愛情とプロテクターとしての本能

『Pragmata』の映像が公開されるや否や、SNSや動画のコメント欄は、これまであまり見られなかった種類の男性たちの声で溢れ返りました。

「結婚して子供を持つ予定なんてまったくなかったけど、クソッ、このゲームは『父親になること』を俺に強烈に呼びかけてくる」

「これが女性の感じる『生物学的時計』ってやつなのか?このゲームをやると娘が欲しくてたまらなくなる。この感情は何なんだ?ただ純粋に守りたい。俺はパパになりたいんだ」

「この白い肌の赤ん坊を見ると父性が湧いてくる。彼女を傷つけようとする奴は、何であろうと燃やし尽くしてやる」

これらは決して特異な反応ではありません。エンターテインメントの歴史を振り返れば、『The Last of Us』『ウォーキング・デッド』『ゴッド・オブ・ウォー』といった大ヒットゲームや、映画『LOGAN/ローガン』、ドラマ『マンダロリアン』など、「大人の保護者と、守るべき子供」というダイナミクスを中心軸に据えた作品は無数に存在します。いわゆる「ダッド・シミュレーター(父親体験)」とも呼ばれるこれらの物語が時代を超えて愛されるのは、自分より弱く脆い存在を保護し、導き、育みたいという、人間が本来持っている深く美しい本能に直接アクセスするからです。男性の中にある「プロテクター(保護者)」としての本能が、ダイアナという少女の姿を通じて一気に顕在化した瞬間でした。

日本のゲーム文化への偏見と、過激化する文化戦争(カルチャー・ウォー)

しかし、男性たちのこの純朴で心温まる反応は、なぜかSNS上で信じられないほどの猛反発を招くことになります。「ただ家族を持ちたい」という素朴な願いが、突如として終わりのないジェンダー戦争、ひいては文化戦争(カルチャー・ウォー)の標的となってしまったのです。

批判者たちは、ダイアナを可愛いと感じる男性ゲーマーたちに対し、「ペドフィリア(小児性愛者)だ」「インセル(不本意な禁欲主義者)向けのゲームだ」「白人の金髪碧眼の少女を守るなんて、ファシストのプロパガンダだ」といった、常軌を逸した非難を浴びせ始めました。

筆者の視点からこの異常なバッシングの背景を分析するならば、その根底には「本作が日本のゲームメーカーによって制作された」という事実が暗い影を落としていると言わざるを得ません。欧米の特定のコミュニティや活動家層において、日本のゲームやアニメ文化は「ロリコン」という言葉に象徴されるように、「若年層のキャラクターを過剰に性的対象化(セクシュアライズ)している」という強い偏見を持たれています。彼らにとって、目を引くような「可愛らしいデザインの少女」が日本のメディアから出力された時点で、それは自動的に「不気味で歪んだ欲望の対象」として変換されてしまうのです。これは未だにすべての日本のアニメーションを、「ニノンのアニメ」という一つのカテゴリーでしか分類出来ていないのが原因かと思います。

実際、欧米の一部の人々は「リアリズム」という名の下に、ゲーム内の子供キャラクターをあえて醜く、あるいは薄汚く描くことを求める傾向があります。批判の中には「なぜ彼女はすきっ歯で、鼻水を垂らし、すっぴんのリアルな子供の姿をしていないのか?なぜモデルのような顔をしているのか?」という声もありました。しかし、日本の開発陣からすれば「ただ純粋に可愛らしい子供をデザインしただけ」に過ぎません。子供特有の愛らしさを表現しただけで「性的だ」と結びつける批判者たちの視線こそが、皮肉にも最も歪んでいると言えるでしょう。

さらにこの騒動には、現代社会に蔓延する「反出生主義(アンチ・ネイタリズム)」や、伝統的な家族観への嫌悪も絡んでいます。アメリカのストリーマーであるハサン・ピカー(HasanAbi)は、この現象を取り上げ、「女性と関わることのない負け犬のゲーマーたちが、なぜ家族を持つことなんて気にするのか理解できない」と冷笑しました。経済的困窮(高騰する家賃、高額な保育料、学生ローン)などを背景に「子供を持つことは非現実的であり、リスクである」というニヒリズムが蔓延する現代において、「家族を持ちたい」と公言すること自体が、ある種のタブーや攻撃対象になってしまっているのです。

子育ての現実と「親になること」をめぐるSNSの激しい対立

SNS上では、ゲーマーたちの夢を打ち砕こうとする層と、純粋な願望を擁護する層との間で、以下のような激しい議論が交わされました。

  • 「子供は犬やペットじゃない。おもちゃで遊ぶ可愛い姿だけを見て父親気取りか?現実の子供は泣き叫び、ウンチを漏らし、お前の家を破壊して夜も眠らせてくれない悪夢のような存在だと思い知るべきだ」という、子育ての苦労を盾にして優位に立とうとする冷笑的な声。
  • 「いや、批判している連中は子育てを知らないだけだ。実際に私の5歳の子供もあんな風に水鉄砲やクレヨンで遊ぶ。このゲームの子供の描写はかなり正確でリアルだよ」という、実際の親たちからの擁護と共感のコメント。
  • 「なぜ彼らは、男性が感情を開示し、家族を持ちたいという自然で健全な願望を語っただけで『インセル』だの『ナチス』だのとレッテルを貼り、いちいち攻撃せずにはいられないのか?」と、現代のネット社会の異常性を嘆く声。

誰も「子育てが簡単だ」などとは言っていません。親たちが口を揃えて「大変だけれど、それ以上に良い部分がすべてを補って余りある」と語る、その「愛おしい瞬間」にゲーマーたちは心を惹かれただけなのです。

男性の「生物学的時計」の真実と、未来の家族に向けた希望のメッセージ

最後に、この騒動の発端となった「男性の生物学的時計」について医学的な事実を整理しておきましょう。女性と異なり、男性は生涯を通じて精子を作り続けるため、物理的にはいつまでも生殖能力を維持できるとされています。しかし、実際には35歳から40歳を過ぎると精子の質は低下し始め、DNAの損傷や遺伝的変異、自閉症などのリスク、パートナーの流産率の上昇などにつながることが分かっています。つまり、男性にとっても「時間は無限ではない」のです。

また、身体的なタイムリミットだけでなく、「走り回る幼児を追いかける体力」や「子供の成長を長く見守り、孫の顔を見るための時間」を考慮すれば、レッドピル(男性至上主義的)なインフルエンサーたちが言うような「男はいつまでも遊んでいられる」という言説は、人生設計において必ずしも正解とは言えません。

現代社会では、安定した関係を築くこと自体が難しくなっており、絶望的な虚無主義(ブラックピル)に陥りがちです。しかし、ゲームのワンシーンを見て「いつか自分の家族を持ちたい」と願ったその心は、人間として極めて正常であり、美しいものです。ノイズのような批判や冷笑に耳を貸す必要はありません。いつの日か、あなた自身が現実の「ダイアナ」を腕に抱き、彼女が描いたクレヨンの絵を冷蔵庫に飾る日が来ることを、決して諦めないでください。

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